ケーススタディ
この事例では、超高熱伝導性の放熱ゲルが、高帯域幅5G通信インフラシステムの処理と性能の要求にどう応えるかについて紹介します。
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新しい5G大規模MIMOアクティブアンテナの設計では、高電力密度部品を統合してデータスループット性能を向上させます。装置内の高度なICは非常に高い熱を発生します。優れた性能を実現するには、熱マネジメント、処理、構造、環境に関わる、いくつかの課題を克服する必要があります。例えば旧世代の部品と比較して高い動作温度、より大きな熱負荷を伴うより小型で軽量な機器、過密した都市部や高台などのサービスしにくい場所での展開、大量生産への需要などです。
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ヘンケルは、以前の製品よりも高い熱伝導率を提供する10.0 W/m-Kのゲル状のTIMを開発しました。注目すべき点として、簡単なカートリッジ塗布試験で実証されているとおり、流量も30%近く増加しています。高い導電性と優れた/安定した塗布性に見られる総合的な性能と処理能力を発揮するこの材料配合は、類を見ないものです。 -
レオロジー(塗布性)試験では、ヘンケルのBERGQUIST®(バークィスト) LIQUI FORM TLF 10000が他の評価対象材料を上回る性能を示しました。 -
BERGQUIST® LIQUI FORM TLF 10000ゲルTIMは、通信とデータ通信用途を含め、新しい高帯域幅産業のインフラシステムの強力な放熱要件を満たしています。この配合では、高い熱伝導率、低応力、自動塗布性、生産の一貫性、塗布時の安定性などの点でバランスがよく図られています。
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