ねじゆるみ止め用接着剤（赤）は、次のような箇所のねじ径1/4インチから3/4インチのボルトに適しています：
- ベアリングキャップ
- モーター架台
- 懸架ボルト
- 機器の高荷重部分
ねじゆるみ止め用接着剤の最高性能を発揮できる塗布方法については、LOCTITE エキスパートにご相談ください。
LOCTITE®ねじゆるみ止め用接着剤（赤）は取り外しにくい場合がありますが、これは自動車メンテナンスでよくある問題です。ねじゆるみ止め用接着剤（赤）は非常に強力で、永久固定用とされています。しかし、必ずしもそうではありません。正しい方法を使えば、ねじゆるみ止め用接着剤（赤）も取り外すことが可能です。
ねじゆるみ止め用接着剤（赤）の取り外し方法は、他のねじゆるみ止め用接着剤とは少し異なります。ポイントは、250˚C (550˚F)以上の局部熱を加えることです。ねじ組立品をいったん加熱すれば、ボルトをゆるめることができます。組立品に熱を加えなければ、ねじ穴にねじ込まれたボルトの一部に破損のリスクが生じます。
ねじを固定してしまうと、最も強力な溶剤でもねじゆるみ止め用接着剤（赤）を弱めることはできません。それは、溶剤が作用する表面積が限られているからです。組み立てられた接合部からLOCTITE （赤）ねじゆるみ止め用接着剤を取り外すには、熱を加えるしかありません。
ねじゆるみ止め用接着剤で固定したボルトを取り外してから再利用する場合、硬化したねじゆるみ止め用接着剤（赤）をねじから取り除く必要があります。硬化したLOCTITE （赤）製品は、溶剤に浸してからワイヤブラシなどで機械的にこすって除去することができます。めねじに対しては、ワイヤブラシの代わりにタップを使用してねじ部を清掃することができます。
LOCTITE SF 790ガスケットリムーバーを使用すれば、硬化したLOCTITE（赤）を軟化させることができます。機械的にこすると、取り除きやすくなる場合があります。
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