充電ステーションの信頼性と性能を確実なものとし、EVの導入をより便利で環境に配慮したものとするうえで、ヘンケルの高度な熱マネジメントソリューションがいかに重要な役割を担っているかをご覧ください。
- 消費者は環境責任とCO2排出削減への積極的な取り組みとして、電気自動車(EV)を導入しています。
- EVの販売は好調ですが、インフラに関する重要な懸案事項は依然として残されたままです。
- 単相充電はすぐに利用できますが、EV販売が継続的に成長し、消費者の信頼度(利便性と確実性に左右される)を高めるには、幅広い地域において急速DC充電ステーションへのアクセスを可能にすることが必要です。
- 急速充電EVのインフラを増やすには、耐久性、性能、安全性を優先した信頼性の高いシステムによる投資収益が必要です。
- DC急速充電器と超急速充電器の主な懸案事項は、400Vから1000Vを超える電圧レベルと、350kWを超える可能性のある電力です。
- そのような高電力伝送による熱の発生を制御するには、システム設計者は充電器とバッテリーパックの双方に対して、一貫性と信頼性のある電力供給を維持できる高効率熱マネジメントストラテジーを採用する必要があります。
- パワーモジュールとディスクリートシステムに統合された主なコンバーターの基板部品の温度上昇を制御するには、信頼性と安全性を確保するために高性能のサーマルインターフェース材料(TIM)が必要です。
- パワーモジュールを内蔵した熱制御向けには、熱伝導を最大化するために非常に低い熱インピーダンスを提供する薄いボンドラインのTIMが理想とされており、10年程度とされているモジュールの耐用年数において性能の安定に貢献します。
- 特定の相変化温度でのみ「融けて」流動性を持つ相変化TIMは、パワーモジュールシステム向けに最も効果のある熱マネジメントソリューションです。これらは加工が容易で、熱伝導を最適化するために薄いボンドラインを提供し、グリースのような材料マイグレーションの影響を受けることはありません。
- ヘンケルのLOCTITE®(ロックタイト) TCP 7000とLOCTITE® TCP 4000は、高電圧DC急速充電システムで使用されるパワーモジュール向けに実績のあるTIMソリューションです。
- DC充電器のディスクリート部品のシステムでコンバーターの基板から発生する熱の管理は、特定の設計と処理要件に応じて、多様なTIMを使用して対処できます。BERGQUIST®(バークィスト)ブランドのGAP PADとSIL PAD TIMはカスタムカットされており、簡単に適用可能なパッドベースのオプションで、一部には電気絶縁機能も備えています。設計アーキテクチャが複雑な場合や、高度な自動化を考慮している場合は、液状ギャップフィラー材料が最も効果的です。
- EV充電インフラ設備の開発が加速する中、熱マネジメント材料向けのエンジニアリングとコンサルティングにおいて、ヘンケルほど良いパートナーはいません。TIM革新のグローバルリーダーであるヘンケルとの協力関係により、幅広いラボテストや分析、トレーニング、装置提携、プロトタイピング、現地サポート、クラス最高のカスタマーサービスをご利用いただけます。
当社のエキスパートが、お客様のニーズについて詳しくお伺いします。
当社のサポートセンターとエキスパートが、お客様のビジネスニーズに合ったソリューションを見つけるお手伝いをいたします。