ポリウレタン構造用接着剤は、プラスチック、金属、木材など、さまざまな基材の接着に使用できます。湿度やその他の環境要因に強い耐性があり、粘着力と用途の柔軟性があることで知られています。ヘンケルではさまざまな種類のポリウレタン接着剤を提供しています。ここでご紹介するのは、車載ディスプレイの1つ、ヘッドアップディスプレイ(HUD)にポリウレタンベースの反応性ホットメルトを使用したお客様の成功事例です。
基材(HUDの薄いPCフィルムとプラスチックフレーム構造体)のCTEの違いを考慮して、ヘンケルはソフトで柔軟性がある接着剤を推奨しました。それが1液型ポリウレタンベースの反応性(PUR)ホットメルト接着剤です。この製品が適しているのは、HUDの構造接着についてお客様から伺った以下の要件を満たす、いくつもの利点があるためです。
- 熱サイクル条件下での高い耐クリープ性と信頼性
- 異種基材の接着とギャップ充填
- 完全自動化プロセスの実現とコスト削減
光学レンズ等の貼り合わせには 主に2種類の光学接着剤があります。Liquid Optically Clear Resin(OCR)とOptically Clear Tape Adhesives(OCA)です。ヘンケルはLiquid Optically Clear Resin(OCR)技術の業界リーダーであり、これを「LOCA=Liquid Optically Clear Adhesive」と名付けています。テープやフィルムタイプの接着剤に比べて、LOCAには設計の柔軟さ、硬化の速さ、高い光学性能といった数多くの利点があります。HUD用途には、紫外線で硬化可能なヘンケルのLOCAを使用します。紫外線による硬化性能には優れた利点があります。液体接着剤は紫外線や可視光に曝露されると、すぐに固形ポリマーに硬化するため、プロセスの完全自動化と効率向上も期待できます。
サステナビリティのリーディングカンパニー、ヘンケルが提供する車載ディスプレイ用の構造接着および光学接着ソリューションは、これまで使用されていたテープタイプの接着剤と比較して独自性があり、製造工程の廃棄物を大きく削減します。HUDにおける成功事例の詳細は、以下からダウンロードしてください。
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