SONDERHOFF(ゾンダホフ)の全工程ソリューション:低電圧配電システムにおいて、FERMAPOR K31技術による自動化が、効率性の向上だけでなく、コスト削減もどのように達成したかをご覧ください。
- お客様の低電圧配電エンクロージャシステムの生産需要の増加により、より高速で、より効率的なガスケットアプローチが必要となりました
- 従来の手作業の工程では、ラインオペレーターがフォームガスケットをエンクロージャシステム筐体に組み付ける必要がありました。この工程はエラーが発生しやすく、時間もかかります
- エンクロージャ市場は競争が激しいため、製造量を増加する場合でも、コストニュートラルか、可能ならばコストダウンが望ましいとされています
- お客様の目標は、ほこりや飛沫から最大限の保護を実現できるよう塗布したガスケットの品質と一貫性の向上を図り、手作業から自動塗布へ移行することでした
- ガスケット材料はUL 50認定を取得し、多様な寸法にも適応できる必要がありました
- 材料の廃棄を最小限に抑え、生産速度と効率を著しく向上させるためには、プログラマブル自動塗布が理想的でした
- 総合的なお客様の要望は、生産性の最適化、エラーの低減、環境保全への十分な取り組みを実現する高品質で一貫性のあるガスケットの確保、そしてコスト削減でした。
- ヘンケルは、SONDERHOFF自動吐出装置とFERMAPOR K31 2液ポリウレタンシステムを組み合わせた柔軟性と精度を活かし、FIPFG(フォームインプレイス-フォームガスケット)技術を使用して部品に対して直接発泡を行う弾性軟質フォームガスケットを製造する全工程ソリューションを提案しました
- 装置と材料を組み合わせることで、テープを手作業でガスケットに貼り付ける際に発生し得るエラーや欠陥がなくなり、ニットラインのない高い一貫性と連続ビードが実現します。自動ガスケット塗布と独自の材料化学による他の利点は以下のとおりです:
- シーリング寸法をカスタマイズでき、あらゆる部品の輪郭に調整が可能
- ヘンケルのSONDERHOFF FERMAPOR K31材料は、2液型材料を混合して基材に塗布することで優れた接着性を実現。長期間の連続使用において卓越した再固化挙動を発揮
- 柔らかさと不粘着性をすぐに表し、大きな部品公差を補正
- IP68保護等級とNEMA12保護等級に適合
- ヘンケルのソリューションにより、お客様は省力化、要件に応じた材料塗布へのフレキシビリティ、生産量の増加が実現して、コストの大幅な削減を達成することができました。ユニットあたりのコストが30%以上削減され、品質も向上しました
- SONDERHOFFの装置は、他のガスケット用途にも対応が可能です
- お客様は結果に満足し、R&D作業や追加の生産要件用に2台目のSONDERHOFF装置の追加を決定しました
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