パイオニア精神、知識、革新的技術により、イノベーションを通じてサステナビリティを推進します。
消費者向け電子機器業界にとって、サステナビリティはバリューチェーン全体で最も議論されているテーマの1つです。そのため、バイオベースの原材料の使用量を増加させつつ、製品と製造工程の全体的なCO2フットプリントの削減を積極的に推し進めるため、新しいソリューションを市場に投入する必要があります。
電子機器分野において、当社は幅広い接着剤ラインナップで、バイオマスを原料として製造した材料を化石原料と置き換える新しいソリューションを開拓してきました。2025年までに、当社はすべてのポリウレタン接着剤を、再生可能炭素を少なくとも50パーセント使用して製造することを目指しています。
消費者向け電子機器組み立て用の業界初のバイオベースPURホットメルト構造接着剤
LOCTITE® HHD 3544Fのサステナビリティへの貢献:
- バイオベース(再生可能炭素)の66%が再生可能な植物由来原料*
- 既存の製品と比較して、開発から出荷までのフットプリントを22%削減
サステナブルな耐用年数は、エネルギーを消費する機器にとって優先事項です。EUで広まりつつある「修理する権利」は、単なる消費者運動ではなく、電子機器メーカーに対する行動喚起を意味しています。「修理する権利」という新たな分野に重点を置くことは、当社のお客様の運営方法に変革をもたらすことでしょう。
こうした状況において、接着技術はお客様にとって戦略的な推進力となります。修理・リサイクル・再設計を通じて製品の長寿命化を実現し、リワークや再接着を可能にします。
ヘンケルは業種横断的な専門知識を活かすことにより、資源の循環的な利用、リワーク、リサイクル適合への推進を目指しています。サステナビリティを実現する設計において卓越性を発揮し、消費者向け機器の分解、修理、リサイクルを容易にする新しい方法を見つけるため、お客様と協力して革新に取り組んでいます。
一部の人は、特定の材料に対して反応を起こす場合があります。こうした反応は、アレルギー、環境要因、汗などの刺激物に長時間さらされること、その他の原因による可能性が考えられます。
すべての材料が既存の規制への準拠を保証していることに加えて、ウェアラブル機器向けの当社製品の設計には、細心の注意と評価が向けられてきました:
- ヘンケルの耐薬品性PURホットメルトは、汗、日焼け止め、一般的な化学物質との接触に耐性を備えています。
- IBOAフリーの配合は、アレルギー/刺激反応が消費者にもたらすリスクを軽減します。
ヘンケルのサステナブルな製品ポートフォリオは、生産時、お客様の装着時、最終使用時に、潜在的な健康および安全上の懸念に効果的に対処します。このようにして、私たちはお客様が新たな市場環境で他社と差別化できるよう支援しています。
より良い未来に向けて、すぐに行動を起こしましょう。
* バイオマス含有量 ISCC + 第三者認証
当社のエキスパートが、お客様のニーズについて詳しくお伺いします。
当社のサポートセンターとエキスパートが、お客様のビジネスニーズに合ったソリューションを見つけるお手伝いをいたします。