私たちは、市場と消費者のために持続可能なプロセス、サービス、消費財をもたらす透明性の高いソリューションを責任を持って創り出すことで、持続可能性に影響を及ぼすことができます。
一般に、パッケージ全体のリサイクル性となると、基材選定がポイントとなります。パッケージ向けの接着剤およびコーティング剤のリーディングカンパニーであるヘンケルは、バリューチェーンのパートナーと緊密に協力して、サステナブルで機能的なソリューションの開発に取り組んでいます。
リサイクルのために設計された「REレンジ」は、LOCTITE LIOFOL HS 2809-22 REでさらに拡大します。この革新的なヒートシールコーティング剤は、食品用途および非食品用途の一次包装、二次包装に使用されているポリエチレン(PE)を紙で代替できる、サステナブルな設計の新しい可能性を開きます。
新しいサステナブルなパッケージデザインを実現
LOCTITE LIOFOL HS 2809-22 REは、紙リサイクル(再パルプ化)への適性が非常に高く、ポリエチレンラミネート紙からリサイクル可能な紙パッケージへの移行を後押しします。
食品および非食品用途のための多様なソリューション
LOCTITE LIOFOL HS 2809-22 REは、衛生製品からチョコレートの包み紙、ティーバッグ、さらにはポーチまで、食品用途から非食品用途まで幅広く適しています。
優れたリパルプ性、シール性、そして紙の柔軟性
このコーティング剤は、第三者機関および認定機関によるリサイクル性試験で最高の評価を獲得しています。また、紙基材の良好な柔軟性を損ないません。生産ラインでは、高速塗工でも非常に高いヒートシール強度を発揮します。低いシール温度に対応しており、コーティング剤と紙の間で優れたシール性を発揮します。
ティッシュペーパーの世界的メーカーであるSofidelは、自社のトイレットペーパーブランドReginaの一次包装をポリエチレンフィルムから紙包装に替えることで、よりサステナブルに再設計する方法を模索していました。そして、ヘンケルに解決策を求めました。
ヘンケルは加工会社と協力して、Sofidel向けの紙にLOCTITE LIOFOL HS 2809-22 REを加工した試験を行いました。そしてこのコーティング剤はSofidelのすべての要求事項を満たしました。現在、同社のリサイクル可能なトイレットペーパーのパッケージのヒートシールコーティング剤として使用され、今後新たに開発されるすべてのパッケージへの採用が検討されています。この成功事例をきっかけに、Sofidelは同じパッケージをヨーロッパの他の市場や製品にも拡大しています。
マルコ・イリティ、Sofidel、研究開発マネージャー。
持続可能性を大きく前進させるためには、これまでどおりにすべてを行うことはできません。なぜなら、真にサステナブルな革命を起こすには変化が必要だからです。だからこそ、ヘンケルのパッケージおよび消費財用接着剤は、配合、製品、これまでの製造方法、設計プロセス、廃棄ソリューション、材料まで1つ1つを検証しています。
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