光硬化型接着剤には、特定の波長と特定の強度の光を吸収する光開始剤が含まれています。この光開始剤は特定の波長と特定の強度の光によって活性化され、フリーラジカルを形成します。フリーラジカルは、接着剤の重合を引き起こします。十分な光を照射した後、接着剤は最終的に重合します。
一般に、 EtOやガンマ線照射（25～60 kGrayの累積量）、オートクレーブなどの標準的な方法で滅菌されたヘンケルの製品は、優れた接着強度を保ちます。お客様には、具体的な部品を好ましい方法で滅菌した後にテストされることをお奨めしています。なお、滅菌サイクルに3回以上かける場合は、推奨製品をご紹介しますので、Henkelにご相談ください。
ヘンケルの接着剤に含まれる光開始剤は、特定の波長の光によって活性化されます。光開始剤のピーク吸光度を当社機器のスペクトル出力に合わせるため最善の努力を行っています。そもそも接着剤の硬化能力は、光開始剤を照射する光源の相性と、光開始剤を本来的に励起する波長に基づきます。また、当社は自らの機器の能力（出力強度とそれに対応する波長）を把握しているため、当社機器をどのように設定すれば最高の接着強度が得られるかの推奨内容をご提案いたします。
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