ヘンケルのLOCTITE®プリアプライドコーティングが加工されたねじを使うことで、手動または自動組み立て時に液状ねじゆるみ止め用接着剤、金属配管用シール剤、その他機械的な固定やシーリングデバイス部品を使用する必要がありません。
これらの半硬化乾燥型のプリアプライドねじゆるみ止め用接着剤と金属配管用シール剤は、自動車やその他の大量生産部品に一般に使用されるねじやボルトに塗布します。各種の強度、温度抵抗範囲、潤滑特性を取りそろえているので、お客様に固有の用途に合わせてカスタマイズ可能です。
ヘンケルでは多くのお客様から、LOCTITE® 242または243と同等の性能を持つLOCTITE®プリアプライドねじゆるみ止め用接着剤についてのお問い合わせを受けています。。ほぼ同等性能のプリアプライド製品はLOCTITE® DRI 202またはLOCTITE® DRI 2045です。適切な製品はさまざまな要因によって決まります（ねじ山のめっき、必要な温度抵抗、ボルトサイズなど）。ご不明な点や用途に最適な製品の確認は、お近くのヘンケルにお問い合わせください。
LOCTITE® 262、263、268、271と同等の高い脱出トルクが必要な用途の場合、LOCTITE® DRI 201、204、205、または新しいLOCTITE® DRI 2250をお勧めします。適切な製品はさまざまな要因によって決まります（ねじ山のめっき、必要な温度抵抗、ボルトサイズなど）。ご不明な点や用途に最適な製品の確認は、お近くのヘンケルにお問い合わせください。
LOCTITE®プリアプライド製品でコーティングされたすべてのねじとファスナーは、 製品が完全に硬化すると、ねじゆるみ止めと金属配管シーリングの両方の性能を発揮します。LOCTITE®プリアプライド製品は、様々なレベルの振動にさらされる組立部品向けに設計されており、最も過酷な環境での使用に対応できます。
水性のプリアプライド製品は、製造、塗布、乾燥、組み立ての各工程で環境的持続可能性を確保します。LOCTITE®プリアプライド製品でコーティングしたねじやファスナーは、分解・洗浄した後、再組み立て時に適切な液状LOCTITE®ねじゆるみ止め用接着剤または金属配管用シール剤を塗布することで、再利用できます。
LOCTITE®のプリアプライド金属配管用シール剤でコーティングされたねじ部品を使用すれば、確実に正しい位置に正しい量のシール剤が塗布されています。プリアプライドの金属配管用シール剤を使用すれば、組み立て中に液状シール剤、Teflon®テープ、またはその他のシーリング材料を追加で塗布する必要がありません。LOCTITE® Dri-Sealでコーティングされたねじ継手は、テーパーねじ同士の接続や、ストレートねじとテーパーねじの接続においてに、最大5,000 psiの強度で瞬時のシーリングが可能です。純粋なストレートねじの接続にシーリングが必要な場合、推奨されるプリアプライドタイプ金属配管用シール剤はLOCTITE® DRI STSです。
LOCTITE Dri-Loc® - ねじゆるみ止めとシーリング用
LOCTITE Dri-Seal® - シーリングと低強度のねじゆるみ止め用
LOCTITE®プリアプライド接着剤とシール剤は、自動車産業において以下を始めとする 数多くの利点があります。
- そのまま使用可能
- 水性製品 - 火災、健康上、または安全上のリスクがない
- さまざまな強度をラインナップ
- 200°Cまでの高い耐熱性
- 簡単に識別できる明るい色付き
- あらゆる位置でねじゆるみ止め/シーリング
- あらゆるファスナーがねじゆるみ止めおよびシーリングのファスナーに
- さまざまなボルトサイズに対応
- NSF 61認証を受けたDRI（Dri-Seal）製品
- 耐溶剤性/耐薬品性 - あらゆるオイル（エンジン、ATF）、水、グリコール、ガソリン、ディーゼルへの耐性
- 多くの基材に対する優れた接着性
- 金属、特にステンレス鋼とアルミニウムのかじりや腐食を防止
オフィシャルパートナー：ねじ部品の加工を第三者に依頼する場合は、当社オフィシャルパートナーのいずれかにお問い合わせください。
認定販売代理店：ヘンケルのプリアプライド材料のご購入については、日本国内の当社認定販売代理店にお問い合わせください。日本国内の認定販売代理店の情報はオートモーティブコンポーネンツ事業部営業へお問い合わせください。
当社のエキスパートが、お客様のニーズについて詳しくお伺いします。
当社のサポートセンターとエキスパートが、お客様のビジネスニーズに合ったソリューションを見つけるお手伝いをいたします。